おいしゅうなれ 「カムカムエヴリバディ」

幼きヒロイン(安子)の朝は菓子職人である祖父(杵太郎)のおまじないのような声と小豆を炊くにおいで始まる。

小豆の声を聴け。時計に頼るな。目を離すな。食べる人の幸せな顔を想像しておいしゅうなれ、おいしゅうなれ、おいしゅうなれ。

人生の味わいが「おいしゅうなれ!」と仏から願われているわれらである。

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