人と生まれたことの
意味をたずねていこう
宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年〈慶讃テーマ〉
本年の三月二十五日から四月二十九日まで京都の真宗本廟(東本願寺)にて、宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年の慶讃法要が厳修される。その慶讃テーマ。
先人が称えた念仏の響き
子どもの頃、歩きながら〈なんまんだぶ〉と声に出して念仏を称えておられる近所のおばあさんがいた。本堂でも、合掌すると〈なんまんだぶ〉…お勤めの最後にキンが入ると〈なんまんだぶ〉…自分はそのような声に包まれて育てられた。念仏申された先人たち。人と生まれたことの意味をたずねておられたのだろうか。
[真宗大谷派西誓寺寺報「ルート8」254号から転載]
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